Features
地域の古着を集めて開発した反毛綿デニム

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市役所で紹介された産廃業者の倉庫に行くと地域で回収されたとんでもなく大きな古着の山が目に飛び込んできました。
鎌倉市の布類の回収は年間1,048トン(令和3年度)
その古着は海外に輸出されるか、軍手などを作る原料になることを知りました。しかも最近は、貧しい国でも古着はかなりあまり、そのまま埋め立てるという報道もありますよね。古着を再度衣料品にするリサイクルは、少しだけ混ぜるとか、手間をかなりかけた状態でやっと少し出来るかどうかです。
しかし、もっとしっかり分別できれば、どこのエリアでも、もう一度、衣料品として復活できるのではないかと考えました。

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白の綿の製品だけを分別し、
粗い反毛綿(はんもうわた)を生産
繊維長をなるべく崩さないようにして反毛綿を生産しました。
反毛綿を作るにあたり、縫い糸やネーム等も一緒に綿にすることにしました。
そのため、第3者機関で確認した混率は、綿98.5%/ポリエステル1.5%で、この糸にネップ感があるのもその為でもあります。

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古着原料の反毛綿を混ぜて紡績
衣料用の生地にする場合、糸屋や機屋で出た統一した原料でないと品質が安定しないため、通常どこの紡績工場も受けてくれません。
特に古着からとなると原料はバラバラですし、綿以外のものも入る為、なかなかやってくれる工場が見つからない中、糸の試作と、その糸を使ったデニムの試作を作ってくれる工場を1軒だけ見つけました。
反毛綿の混率を30%の糸を緯糸にすることで、ほどよいネップ感が出て、それがいい感じの表情に。
オリジナル反毛綿デニムの素材特徴

ロープ染色
経糸はロープ染色の濃色インディゴ7/-のムラ糸
(生成りは綿カス残し)
(生成りは綿カス残し)

縦糸7/-に反毛綿混の緯糸10/-を打ち、12オンスデニムを作る
混率が多すぎてもネップとケバが多く、品質が保てません。ただ、混率が低すぎても、何のためにやっているのかわかりません。

反毛綿を30%混ぜた10番糸をデニムの緯糸に打つことでインディゴとキナリカラーのオリジナルデニムが完成
紡績した糸をデニムの緯糸にして織って作った12オンスのオリジナルリサイクルデニム
この生地の特徴は、古着から作ったことで出来たナチュラルなネップ感。
ムラ糸使用のネップデニムはワーク系のボトム素材に向いており、デザインを考えるベースになっています。
3/1右上がりの綾組織で経糸7番のムラ糸に、経糸を10番のネップ糸にすることで見た目は重厚なデニムの存在感を出しつつ、楽に穿けるように少し軽めの12オンスにし、更に製品で洗いをかけることで、立体的な風合いと柔らかい履き心地にしています。

この生地の特徴は、古着から作ったことで出来たナチュラルなネップ感。 ムラ糸使用のネップデニムはワーク系のボトム素材に向いており、デザインを考えるベースになっています。 3/1右上がりの綾組織で経糸7番のムラ糸に、経糸を10番のネップ糸にすることで見た目は重厚なデニムの存在感を出しつつ、楽に穿けるように少し軽めの12オンスにし、更に製品で洗いをかけることで、立体的な風合いと柔らかい履き心地にしています。